各種リハビリテーション(回復期・生活期・地域)、摂食嚥下リハ、自動車運転支援、復職支援

採用情報

各種リハビリテーションのご案内

Rehabilitation

回復期リハビリテーション

当院回復期リハビリテーション病棟では、
平成20年開設以降2540名の方が当病棟を退院し
その80%以上の方が自宅での生活を取り戻されています

2023年度は141名の方が入院されました。その疾患内訳は、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の方が約40%を占め、骨折などの運動器疾患の方が約50%、残り10%が廃用症候群の方でした。
平均年齢は脳血管疾患の方が、平均71歳(31歳~91歳)、運動器疾患の方は平均86歳(49歳~103歳)、廃用症候群の方は平均75歳(50歳~89歳)でした。

急性発症及び手術後から、回復期入院までの期間は、平均して発症・術後一か月前後での入院となっています。

回復期リハビリテーション01

集中的なリハビリ!より早期に、
より高い能力の
獲得を目指します

回復期リハビリテーション
病棟のご案内
回復期リハビリテーション02

回復期リハビリテーション病棟には、PT11名、OT10名、ST4名の合計25名が、41名の入院患者さんを担当し、充実サービスを365日...年末年始も!集中リハビリで、より短期間に、より高い能力の獲得を目指しています。
毎月開催されるカンファレンス(診療会議)には、ご家族とともに、患者さんご自身にも参加していただき、リハビリ方針・目標を共有し、患者さん中心のアプローチを実践しています。

アプローチにおいては、患者さんの想いを、入院時・中期・後期と、様々な想いが変化する時期に聞き取り、現状を伝える中で、一人一人の想いを共有した具体的な生活目標を共有します。
生活目標には、就労や趣味活動の継続、いきいきとした生活への提案など、元気に健康に過ごしていただくための作業の回復も念頭にした介入を進めています。
退院後も、当院でのリハビリテーションが活かされるように、課題やできることを繋ぐ連携を大切にしています。

その為に、看護師との連携を大切にしたプロジェクトのみならず、
セラピストの専門性を高めるセンター内のプロジェクトも設け頑張っています。

  • 歩行訓練風景
  • 調理訓練風景
  • 屋外歩行風景
  • 入浴訓練風景

Rehabilitation

生活期リハビリテーション

みなさんの笑顔をもとめて
医療療養病棟・介護医療院では、安心・安全な生活を送れるように支援しています。豊かな生活を目指して、身体機能の維持、生活の満足・充実を目指します。

医療療養病棟

医療療養病棟

医療療養病棟とは、急性期の治療を終えても、引き続き医療提供の必要度が高く、病院での療養が継続的に必要な患者さんを対象とする病棟です。
当院の医療療養病棟におけるリハビリテーションでは、「その人らしい生活を送る」「出来ることは自分の力で」「尊厳のある生活を送ることが出来る」ことを目標に豊かな生活が送れるよう、1人1人に応じた明確な目標を立てリハビリテーションを実施しています。

医師・看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー等が連携し、支援を行います。
状態が安定し、在宅や施設への転院が可能となった方には、退院支援も行っています。
介護保険分野のスタッフとも連携を取りながら、患者さんに応じた退院支援を実施しています。

医療療養病棟のご案内

介護医療院

介護医療院

介護医療院の最大の特徴は、「住まい」であり「在宅施設」である点です。
入所される方は、要介護者であり、急性期病院からも、回復期リハビリテーション病棟からも、入所してこられます。そして、従来の療養病床よりも充実したリハビリが実施できます。

したがって、回復期リハビリテーション病棟を退院後も、継続してリハビリを続けたい方も入所されてきます。
そして、自宅へ帰っていただく...そのような方も入所されます。

実際には、現在の多くの方が、介護度が重く、介護医療院を「終の棲家」としてご利用されていることは事実ですが、少しでも入所者の思いを受け止め、自分らしさを取り戻す手助けができればと思います。

介護医療院のご案内

Rehabilitation

地域リハビリテーション

  • 外来リハビリテーション

    介護医療院

    在宅生活を送りながらも通院可能な方に対して提供するリハビリテーションです。
    退院後の通院によるPT・OT・STのリハビリテーションを医療療養病棟のスタッフが、担当します。

    地域の病院とも連携し、支援させて頂いています。

  • 訪問リハビリテーション
    (近江訪問リハステーション)

    訪問リハビリテーション(近江訪問リハステーション)

    自宅退院後の、自宅環境での希望する動作や活動・参加能力の向上・定着のPT・OT・STのリハビリテーションです。
    現在、PT3名・OT3名・ST1名で、支援させて頂いています。

    詳細はこちら
  • 通所リハビリテーション
    (近江デイリハセンター)

    通所リハビリテーション(近江デイリハセンター)

    介護保険による要介護・要支援者に対する1~2時間の短時間の通所リハビリテーションサービスです。
    多職種が連携して活動参加支援しています。

    詳細はこちら
  • 通所介護
    (近江デイサービスセンター)

    通所介護(近江デイサービスセンター)

    介護保険による要介護・要支援者に対する6~7時間の活動・参加支援を支援する通所介護サービスです。
    OT2名・PT1名が連携して支援させて頂いています。

    詳細はこちら

障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れた場所でその人らしく
いきいきとした生活ができるよう支援します

Rehabilitation

摂食嚥下リハビリテーション

「食べる」機能とは、食べ物を認識して口へ運び、口の中で噛んで飲み込み、胃へ運ぶまでの一連の流れのことで日常生活を送る上でごく普通に行われています。
しかしこの一連の流れのどこかに障害が起こると正常に食べることができなくなります。その原因や背景は様々で口や喉のみの問題だけでなく全身状態や環境に至るまで様々な視点から働きかけを行う必要があります。

摂食嚥下リハビリテーションでは、口腔ケア、栄養管理、摂食嚥下評価および訓練を包括的にバランスよく行う必要がありどれか一つの要素が欠けても最善の結果が得られません。
「口から食べることを再び」「食べる楽しみを」などそれぞれの目標は様々ですが当院では、多職種が病棟内で顔を合わせコミュニケーションを密に図りながらご本人、ご家族の思いの実現に向け取り組んでいます。

摂食嚥下リハビリテーション
  • 嚥下造影検査

    嚥下造影検査

    造影剤を混ぜた食品を食べたり、飲んだりしてもらい口や喉の動き・構造の異常・食物の動きをレントゲン透視で観察する検査です。誤嚥の有無を判定するのはもちろん、安全に嚥下訓練ができる姿勢や食品の形態・量を見極めることができます。

    当院では検査時の姿勢を細かく調整できる嚥下造影対応チェア(コンバーVFX)を使用し医師・放射線技師・言語聴覚士で評価を行っています。

  • 舌圧測定器

    舌圧測定器

    舌圧測定器の導入にて、舌運動機能の定量的な評価が可能となり、嚥下・構音機能の評価、効果判定、早期治療計画、家族への説明、嚥下造影検査の前後情報、等に活用することができ、より質の高い評価・介入が可能になりました。

Driving support

自動車運転支援

大切な作業の再開へ!!
運転ができることで広がるその人らしい生活。

総合リハビリテーションセンターでは、作業療法士が、回復期、外来リハビリの患者さんを対象に、自動車運転支援を行なっております。
当院のある滋賀県の東近江市という地域では公共交通機関が少なく、自動車での移動が主要となっているため、運転再開を希望される方は多くいらっしゃいます。

当院では患者さんの「運転できないと仕事が...」、「運転して家族を支えたい」、「買い物にいけない」、「車がないと趣味が...」などのニーズに対して、対応できるように2012年からドライビングシミュレータを導入し、運転支援チームを中心に支援しております。

自動車運転支援

神経心理学検査やドライビングシミュレータでの評価、教習所と連携した実車評価から総合的に判断し、ご本人、ご家族ともに運転支援の概要や手順などを理解した上で運転再開に向けた訓練ができるように、また、運転再開が困難との判断とその場合の指導を含めて、「近江温泉病院自動車運転支援オーバービューパス」を示しながら行っております。

運転支援パス(PDF)はこちら

Reinstatement

復職支援(就労支援)

復職支援(就労支援)

復職・就労希望対象者の入院増加に伴い、回復段階に応じて必要な介入が求められています。
そこで、当院では、作業療法士を中心に回復期リハビリテーション病棟作業療法CVA標準パスを基に「近江就労支援・レディネスパス(on the jobに向けて)」を作成しています。

これは、復職だけでなく、新たな職に就労する対象者に対しても活用し、退院後の生活期の目標へ「つなぐ」ことへの意識を高め、必要に応じて、関係諸機関との連携も図っています。
当院では、入院期間の中で、生活を漫然と過ごすのではなく、就労・活動参加への道筋を作っています。
現在、訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)も在籍しています。

就労支援パス(PDF)はこちら

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